農家も驚く「自然栽培」
はんだごぼうは、農薬も肥料も使わず、ありのままの自然の力で栽培する自然栽培で育ちます。農家の方からも「自然だけで栽培できるなんて信じられない!」と驚かれる農法です。空からふりそそぐ太陽の光と豊かな土壌と水で自然に育ったごぼうは、アク抜きなしで皮も一緒に食べることができます。
江の川がもたらす豊かな土壌
肥料もなく自然栽培でごぼうがすくすくと育つ理由はその土地にあります。ごぼうの産地である江津市桜江町は中国地方最大の江の川が流れており、洪水で水没することが何度もあります。大きな損失がありますが、自然栽培に適した「自然の土」が山から運ばれるチャンスでもあります。はんだごぼうが育つ田津(たづ)地区は、3メートル掘っても石が出ない土地とも言われ、桜江町の中でもごぼうの産地として古来より有名です。
高級スーパーや料理人からも評価
農薬や肥料を使わない自然栽培の安全性とアク抜きがいらないほどの美味しさから都市部の高級スーパーのバイヤー、料亭の料理人や創作料理のシェフからも引き合いがあります。また、一般のお客様も毎年のごぼうの旬の時期(7月~11月)を楽しみに待っておられ、ごぼうが販売されると定期的にリピート購入をしていただいております。
有機農業から自然栽培へ
農業をはじめた当初は有機農業を行っていました。しかし、作物を太らせるために畑に過剰に動物由来の有機肥料を投入することに疑問をいだき、動物由来の有機肥料から自家製の植物由来の有機肥料に切り替えました。新しい農法の研究と実践、失敗を繰り返しながら数年を経て県内でも有機栽培の実践者として名が知られるようになりました。しかし、有機肥料を使うことでしか向上が見えないという壁にぶつかりました。
有機肥料は「自然」なのか?
自らが作った肥料自体は自然のものを使用したとしても、そもそも「田畑に肥料を投入する」ということが不自然なのではないか?研究・実践するほどに有機栽培に対して疑問を抱くようになりました。2009年にとあるセミナーに参加したことで、農薬だけでなく肥料すらも使わない「自然栽培の事例」に出会い、強い衝撃を受けました。「土に余計なものを入れず、太陽と水と地温で育つ。これこそ限りなく自然の状態ではないか!」と。それから自然栽培の実践を始めました。
第3の農業人生のはじまり
有機栽培から植物由来の有機栽培へ。そして、現在は第3の農業人生である「自然栽培」を進め、ほとんどの圃場※で自然栽培を実践しています(有機肥料をごく少量使用する栽培も一部ございます)。地域では度重なる洪水による被害や中山間地の農家の高齢化による担い手不足など課題もたくさんありますが、「ホンモノの食料生産、ホンモノの地域づくり。」を目指して日々研究と実践を繰り返し、作物を育てることで地域の環境を守っています。
商品の購入方法
生産者に直接連絡する場合
生産者名称 | 有限会社はんだ |
所在地 | 〒699-4225 島根県江津市桜江町小田42-4 |
連絡先 | TEL.0855-92-1001 |
WEB | https://www.handa-shizensaibai.com/ |
備考 |
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