地元猟師が捕獲した天然猪
秋の実りの季節が終わるころ、江津市では11月1日~翌年2月末日までが猪の狩猟期間です。地元の猟友会の皆様が山に入り、自然の恵みをしっかりと蓄えた天然猪を狩猟します。脂のりがよく、赤身の美味しさも存分に楽しめる旬の猪が鮮度抜群の状態で手に入ります。
中国山地の豊かな恵み
自然豊かな島根県の中でもさらに山間地にある江津市桜江町では、栄養豊富な土壌と中国地方一の大河「江の川」をはじめとする水源に恵まれ、農業が盛んな地域です。山々も自然の恵みが豊富で、猪、鹿、熊、猿などの鳥獣が多数生息しています。石見地方の山間ではジビエが盛んで、町のブランド肉として地域振興をする地域もあるほどです。
地域を越えて愛されるブランド猪
狩猟→精肉→加工まで地域で一貫体制で行うため鮮度がよく、「お産前の若い雌の猪肉の特上ロース」など、こだわりの高品質な天然猪肉を取り揃えています。また、徹底した下処理によって獣特有の臭みがほとんどなく、「クセがなくまろやかで、脂に甘味があって上品な味わい」と料理人から評価をいただき、飲食店や旅館から注文をいただいております。ネットショップでは全国に常連のお客様がおられ、「今年も楽しみにしています」というお声をたくさんいただいております。
スタートは有害鳥獣の課題解決
稲をなぎ倒し、畑を踏みつぶし、あらゆる作物をかじり貪る猪は有害鳥獣の一種です。この解決のためにジビエによる産業創出ができないか・・。ジビエブームより前の2004年にこの発想を実現するために、猪解体処理施設を建設し、「猪加工販売センター」が生まれました。
当時では珍しいネット販売に挑戦
当時は「ジビエ」という言葉も定着しておらず、猪肉を取り扱う店舗は少ない状況でした。当時、少しずつ広がり始めたおインターネット販売に挑戦したところ、大きな反響があり、全国から注文が殺到しました。この多数の要望に応えるべく、猟期に捕獲した猪の肉を真空加工することで1年間を通して供給できる体制を整えました。また、メンチカツや肉まん、レトルト食品やペットフード用の赤身等、様々な商品を開発し続けています。
地域高齢者の活躍の場として
中山間地では、高齢化が非常に進んでおりますが、「元気に働きたい!」という方は多くおられます。いのしし加工販売センターでは、地域の高齢者の雇用を増やし、様々な加工品をつくって色々なイベントに出店し、地域内外で実演販売をしています。有害鳥獣対策、特産品づくり、雇用創出だけでなく、地域における「生きがい」の創出にも力を入れています。
商品の購入方法
生産者に直接連絡する場合
生産者名称 | 猪加工販売センター |
所在地 | 〒699-4504 島根県江津市桜江町大貫57-1 |
連絡先 | TEL.0855-93-0881 |
WEB | https://shishi.ocnk.net/ |
備考 |
地域商社「舞乃市」に連絡する場合
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